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GWは天王寺動物園へ
スポニチ大阪:=旅ナビ=大阪・天王寺動物園 GWは都会のサファリへGO!!
◆ 土と池と緑に囲まれた楽園 ◆
 ゴールデンウイークが迫ってきた。「まだ予定を立てていない」という方、大阪・天王寺動物園はいかが?飼育方法に工夫が凝らされていて、人気の北海道・旭山動物園と同じ2004年度エンリッチメント大賞を受賞したのだ。より自然に近い形で飼育されている動物たち。まるで“都会の中のサファリ”のようだった。
 動物たちの意外な一面が見られるのは、天王寺動物園ならでは。視界をさえぎるようなオリやサクがほとんどなく、土の上で池や緑に囲まれて飼育されているのだ。基本的に人との境は濠。動物園というより、自然の中にいる感覚だ。
 1925年(大14)に開園し90周年を迎えた同園は、動物たちをよりよい環境で飼育するよう「ZOO21計画」を実践している。まず97年(平9)に日本初のカバ舎が誕生。続いてサイ舎、2000年には東アフリカの国立公園を参考にしたアフリカ・サバンナ草食動物ゾーンが、そして03年にはゾウ舎が完成した。
 人より動物優先。それがかえって動物のリアルな動きを誘い、来園客の人気を呼んでいるのだ。
 今年1月にはNGO「市民ZOOネットワーク」からゾウ舎にエンリッチメント大賞(飼育施設部門)が贈られた。日本有数の工夫を凝らした動物園であることが証明されたといえる。
 今度は草食動物ゾーンの隣に、濠を境界線に肉食動物ゾーンを造る。見方によっては、シマウマとハイエナが同じスペースにいるように見えるという。
 約300種1500余りの動物がいる同園。日本でここでしか見られないニュージーランドの国鳥「飛べない鳥」キーウィ。首がうなぎのようなニューギニアナガクビガメなど見られる、は虫類生態館「アイファー」。バードケージ「鳥の楽園」では、目の前を鳥が気持ちよさそうに飛んでいる。池の魚を捕まえて食べる珍しいスナドリネコもいる。愛くるしい動きをふりまくレッサーパンダは“癒やし系”だ。
 隣接する天王寺公園にも緑があふれる。大阪の真ん中で、新たな世界を発見できた。

◆ おばあちゃんゾウよ長生きして…推定年齢57歳の春子 ◆
 14日に来園55年を迎えた。ゾウの寿命は個体差が大きいものの、50歳を超えることは珍しいという。
 春子は右目は白内障でほとんど見えない上に、左目の視力も低下。今後失明してしまうと外を自由に歩かせられなくなる。そうなると春子を見ることは難しくなる。
 さらに4回の歯代わりもすでに終わってしまった。今後ボロボロになったり抜けたりしてしまうと、大好物のリンゴが食べられなくなり流動食に切り替えなければならない。
 ゾウ舎は東南アジアの熱帯雨林を再現したもの。だが、コンクリートに慣れてしまった春子は土を嫌がり、馴致に3カ月かかったという。。。
・地下鉄「動物園前駅」、JR・地下鉄「天王寺駅」、JR・南海「新今宮駅」下車
・大人500円、中学生以下無料
・月曜休園(祝日の場合は翌日)
・電話:06-6771-8401

 爬虫類館は雰囲気、湿度ともに最高。熱帯林に居る気分。サファリ園みたいなところは、大げさに言えば、都市動物園とは思えないほど。
 都会の動物園といえば、コンクリートと鉄のオリのイメージだが、天王寺動物園は進化している。新しい都市型動物園と言えるかも。
残念なのは、都会であるが故、正門に阪神高速の高架が通っていて陰気なこと、狭いこと(狭いといっても結構広いが)、あと周辺の雰囲気。カラオケはなくなったとはいえ、まだまだブルーシートが。。。


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by nakano-shima | 2005-04-28 01:12 | ニュース
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