大阪城の新しい見所
日経ネット関西版:大阪城周辺、4つのホール・劇場が提携─共同で誘客
c0041027_22523149.gif 大阪城周辺にある4つの音楽ホールと劇場が映画祭や演劇祭、舞台芸術見本市といった今夏の公演、イベントの運営で提携する。手を組むのはいずみホール、松下IMPホール、シアターBRAVA!(旧大阪MBS劇場)と大阪ビジネスパーク円形ホール。大阪城周辺を芸術文化エリアとして浮かび上がらせ、将来は大阪の芸術文化振興の拠点にする考えだ。
 「大阪城を中心に4館がしっかりとスクラムを組み、ほかのホール、文化施設にも広げていければ」―。4館の代表はこう口をそろえる。
 提携するのは、7月22日から8月7日まで行われる「大阪・アジアアートフェスティバル」「舞台芸術・芸能見本市2005大阪」「オーサカキング2005」などの公演やイベント。(1)互いにチラシを配り、チケットを相互販売する(2)各館の会員に他館の催し案内を送る(3)4館共同で各館の特長を生かした公演を企画する(4)共通の会員カードを導入し、特典を付ける――など6点で合意している。
 現状では、ジャンルも趣も異なる事業を寄せ集めた感は否めない。そこで地域全体に目を向けてもらおうと、「大阪ビジネスパーク夏祭り(仮称)」といった共通の事業名を定め、ロゴマークを入れた旗やポスターを街頭に掲げる構想も浮上している。
 4館の人の流れをスムーズにする工夫も今後の検討課題。誘導路を確保するため路上に行灯を配置して“光の回廊”を作ることや、共通の地図を作ることを検討しているほか、館と館の間の空間で、演劇公演の一部や大道芸のパフォーマンスを披露する案もある。
 今回、4館の提携が一気に進んだ背景には、大きな公演、イベントの主催者が今夏、相次ぎ4館の利用を決めたことがある。
 まず、大阪府が中心に展開する「大阪・アジアアートフェスティバル」は、7月25日から8月1日まで、大阪ビジネスパーク円形ホール、松下IMPホール、いずみホールの3館を使う。事業の柱は短編映画祭、短編演劇祭、ミート・ザ・プロミシング・アーティスツ(クラシック音楽)の3つ。昨年度は個々の開催時期が夏と春に分かれたが、今年度は同時期の開催で統一性を高める。
 また、財団法人大阪21世紀協会も、「舞台芸術・芸能見本市2005大阪」(7月25―27日)の会場を昨年のグランキューブ大阪(大阪市北区)から、松下IMPホール、大阪ビジネスパーク円形ホールへと変更した。企画次第では、いずみホール、シアターBRAVA!の利用も検討中だ。
 さらに昨年まで大阪城公園を会場にしてきた毎日放送主催の番組イベント「オーサカキング2005」(7月30日―8月7日)も、今年からシアターBRAVA!を会場に、前段階の事業(7月25―31日)を開催する方針という。
 同イベントは昨年、42万人を動員したが、会期中に同じ大阪城周辺にある4館にはほとんど観客は流れなかった。もしポスターや旗による広告が掲げられ、共通マップや誘導路があれば、かなりの相乗効果が期待できる。
 大阪城周辺には、4館以外にも大阪城ホール、NHKホール、大阪市立歴史博物館など文化施設が集積している。ホテル、飲食店も充実しており、観客の受け入れ余地も大きい。今回の提携をきっかけに、大阪城周辺を芸術文化の街としてアピールする動きが一気に加速しそうだ。
 OBPは老朽化していますが、最近はパナソニックセンター・ナショナルセンターもオープンして、梅田とは違った新しい文化的エリアとして賑わっていきそうです。

人気blogランキングへ←3位転落中
[PR]
by nakano-shima | 2005-04-29 22:55 | ニュース
<< 旧小西邸・小西儀助商店(コニシ) GWは天王寺動物園へ >>