国よ関空にも金を出してくれ
日経ネット関西版:来年度概算要求、関空2期施設に300億円─2007年10月供用開始にメド
c0041027_0582710.jpg 2006年度の国土交通省関連予算の概算要求が29日、まとまった。関西国際空港の2期工事で、滑走路などの整備費300億円を盛り込んだほか、大阪市営地下鉄8号線の延伸にも新規に補助を求めた。神戸港では大水深岸壁を備えた高規格コンテナターミナルの新規整備を要望した。見直しの議論が続く淀川水系 5ダムについては本体工事費を盛り込まず、交通網整備や都市再生などに絞り込んだ要求となった。
 関西国際空港に2本目の滑走路(4000メートル)を整備する2期事業の施設整備費300億円(国庫負担200億円を含む事業費ベース)が盛り込まれた。今年度予算の300億円と合わせた計600億円の必要額を確保し、2007年10月の供用開始を目指す。
 関空の建設事業全体の予算要求は388億円で、2期島の用地造成が今年度中にほぼ完了するため今年度予算より32%減少する。内訳は2期施設整備費300億円のほか、1期島に貨物機の駐機場などを増設する1期事業費80億円、2期島の用地造成費8億円。
 「航空会社の大幅な減便など関空の利用状況が大きく悪化しない限り、年末の予算編成に支障はない」(国交省幹部)見込みだ。
 関空会社は今年6月に1期島と2期島をつなぐ連絡誘導路などの建設に着手。10月1日には第2滑走路の起工式を開く。06年度の予算で引き続き滑走路や平行誘導路を整備し、07年春に工事を完了。試験運航の後、同年10月にも第2滑走路の供用を開始する。
 関空の2期施設整備費は当初計画では4200億円だったが、ターミナルや駐機場の整備を先送りした滑走路や誘導路のみの限定供用となり、05年度と06年度の2年間の事業計画が計600億円に圧縮された。
 05年度分の民間出資は予定の100億円を上回る130億円となる見通しで、06年度に残り70億円を調達する方針。関空会社は建設コストの圧縮により、事業予算の枠内で2期島に駐機場を建設することなどを検討している。
 国交省は関空会社の経営支援のために03年度から支給されている利子補給金90億円も、06年度予算で引き続き要求した。関空会社は05年3月期に初の経常黒字を達成したが、国交省は「関空が起債する財投機関債の格付けに影響するため補給金の継続は必要」としている。
 大阪国際空港(伊丹空港)関連では利用者の増加に対応するため、エプロンなど空港基本施設の改良費などを要求した。ターミナルと空港駐車場を結ぶ横断歩道に屋根を整備することも計画、利便性の向上を図る。

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by nakano-shima | 2005-08-31 00:57 | ニュース
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