ビジネス特化の中之島図書館
中之島図書館は、中央図書館の開館に伴い、「大阪の郷土史」と「ビジネス」関連の図書に特化することになりました。
それにしても、府立中央図書館が荒本にあるのって、不便じゃないでしょうか?

産経:中之島図書館 ビジネス支援本格化 関連書収集、情報発信拠点に (2006/12/07)
 大阪府立中之島図書館が、オフィス街に近い立地を生かし、ビジネス関連の図書収集と情報発信で注目を集めている。利用者拡大のため3年前からスタートし、業界名鑑や業界専門紙などは全国でも例のない貴重な蔵書となった。7~9日には初の試みとして府内の公的経営支援組織がPRや相談会を行う「ビジネスサポートフェア」を開くなど、積極的なビジネス支援にも乗り出している。
 自習室と豊富な学術書で受験生や学術関係者の利用が多かった中之島図書館だが、平成8年に府立中央図書館が新設され、図書の大半を移管。中之島図書館は「大阪の郷土史」と「ビジネス」に特化した資料収集で、新しい利用者の開拓を始めた。
 業界団体の会報や専門雑誌は計900種類、業界新聞は100紙以上を定期購読し、約6000冊のバックナンバーを持つ。また、経済関連の最新図書や会社案内、社史など計約4万冊がそろう。資料は「ビジネス資料室」として一般開放され、背広姿の来館者が急増しているという。
 さらに外部への情報発信として、女性起業家らを講師に年数回の「ビジネスセミナー」も開催。ビジネス関連の資料探しを手助けする調査相談カウンターや、データベースが利用できるデジタル情報室も設けた。
 相談カウンターには「レアメタル(希少金属)を扱う外国企業を調べたい」という相談があり、担当司書らが鉱業の専門機関を突き止め、紹介したケースもある。
 「今後は、寄せられた相談を適切な支援機関に橋渡しするなどの、ビジネス支援を本格化したい」(ビジネス支援課)としており、他組織との連携強化もにらんで今回のフェアを企画。大阪商工会議所や府商工労働部、府立産業開発研究所など25の公的組織が参加し、PR資料を配布する。また、府産業デザインセンターや大阪市の商店支援組織「商い繁盛館」は相談員も派遣する。
 フェアは午前10時~午後7時(9日は午後4時半まで)、参加無料。図書館の資料は誰でも閲覧可能だが、貸し出しは府内に在住・勤務・通学する人や近畿各府県の在住者に限定される。
 中之島図書館は明治37(1904)年、「大阪図書館」として発足し、昭和11年に「大阪府中央図書館」に指定された歴史をもつ。大正時代に住友家から「大阪の商業や文化発展のために」と大量の書籍を寄贈されるなど、地元の企業や経営者の支援に支えられてきた経緯があり、ビジネス支援課では「経営や企業情報への特化は大阪経済界への恩返しにもなると思う。広く利用してもらえるよう活動の幅を広げたい」としている。

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by nakano-shima | 2006-12-07 21:22 | ニュース
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