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りんくうタウンから空き地が消えた
りんくうタウンの用地の9割が埋まりました。
もう、空き地はほとんどないといった状況です。
都心からは少し離れたこれだけの広大な土地が埋まるということは、大変すごいことでしょう。
関空と大阪だからこそですね。

朝日:りんくうタウン、9割埋まる 定期借地制度導入が奏効(2007年12月06日)
 94年の関西空港開港に合わせて大阪府が造成したものの、長らく空き地が目立っていた同府南部のりんくうタウンがこの秋、ほぼ9割埋まった。格安で借りられる定期借地制度を導入したことが受け、06、07年度で計17件の進出が決まった。今月は大型レジャー施設、来春には国土交通省の航空保安大学校がオープンする。バブル期の「大阪の負の象徴」は確実に様変わりしているが、事業終了時に巨額の赤字がでる見通しは変わらない。
 6日、大阪府泉佐野市のJR・南海りんくうタウン駅南で、8日に開業する「りんくうプレジャータウンSEACLE(シークル)」の完成式があった。住宅メーカーの大和ハウス工業が手がけたレジャー・商業複合施設だ。
 沖合の関空を一望できる高さ85メートルの大観覧車や、子ども向けのものづくり体験施設が中核で、飲食や物販など計84店が入る。約7.2ヘクタールの敷地は同社が府と20年間の定期借地契約を結んだ。整備に約70億円を投じ、年約2億5千万円の賃料を払う一方、年間約500万人の集客と約150億円の売り上げを見込む。担当者は「近くに商業施設が多く相乗効果が期待できる。長い目でみれば収支は合う」という。
 タウンでは新施設の進出が目白押しだ。11月22日には大阪府立大の獣医学分野が入るキャンパス(約1.2ヘクタール)が着工。航空管制官らを養成する航空保安大学校(約2ヘクタール)は来年4月、東京・羽田から移転してくる。
 府によると、りんくうタウンの分譲・定期借地対象の129ヘクタールのうち、84.6%の約109ヘクタールが契約済み。移転方針が固まっている府警察学校(約6ヘクタール)を含めると、ほぼ9割になる。
 90年に分譲を始め、02年度末の契約率は44%に過ぎなかった。しかし、1平方メートルあたり月220~500円程度で借りられる定期借地制度を03年度に導入。それ以降、約60件の進出が決まり、契約率は一気にはね上がった。このうち46件が定期借地契約だ。
 00年開業の「りんくうプレミアム・アウトレット」(約5.9ヘクタール)が年約550万人、04年開業の「イオンモールりんくう泉南」(約14ヘクタール)が年1千万人以上を集めるなど、タウン内の商業施設の活況も他の施設の進出を促している。
 府も賃料の減額や補助金など優遇策で進出を後押し。03年以降の契約の約8割は中小企業で、工場や作業場を移したケースが多い。
 とはいえ、総額約5900億円をかけたりんくうタウンは、府のそもそもの見通しが甘かった。地価下落に合わせて分譲価格の値下げを繰り返した影響で、11年度末の事業終了時点で1745億円の収入不足になる見通しだ。他のニュータウンの利益を投入して穴埋めするが、それでも249億円の赤字が残るとされる。府が府立大などの用地を購入したのも、事実上、税金で穴埋めした格好だ。
 りんくうタウン駅北側には、なお計約5.2ヘクタールの空き地が残る。府は「府立大と連携できるバイオ(生物)関連企業に進出してほしい」と、これまで300社以上を訪問したが、成約のめどは立っていないという。


商業施設の他に、航空保安大学校や府大の獣医学分野の大学院の移転も決まっています。

朝日:府立大 りんくうへ獣医学分野 移転着工(2007年11月22日)
c0041027_1144286.jpg 大阪府立大(堺市)は11月22日から、09年春に開設するりんくうタウンキャンパス(泉佐野市)の工事に入る。塩漬け状態になっていたりんくうタウンへ大学を移転させようとする府と、移転に反対する堺市の綱引きで、これまで計画は一転、二転、三転。最終的に獣医学の分野だけが移ることになった。府立大は、近畿で唯一という獣医学に重点投資することで特色を鮮明にしたいという。
 獣医学を選んだのは、隣接した地にできる府の家畜保健衛生所、関西空港島にある農林水産省の動物検疫所と連携させる狙いがある。鳥インフルエンザ、牛海綿状脳症(BSE)の感染調査と拡大防止は、りんくうで研究する新たな主要テーマとなる。
 南努学長は「空港に近い地の利を生かしたい。これまで動物衛生研究所(茨城県つくば市)まで運ぶしかなかった多くのものが、ここで検査できるようになる」と話す。
 りんくうタウンは府が約5900億円をかけて造成。賃貸はせず原則分譲だけだった02年度までは、土地利用率も4割台で、バブル崩壊による売れ残りも目立っていた。
 府から市への最初の打診は02年夏。バイオ関係の移転を目指し、府と府立大は当初、生命環境科学部(旧農学部)と、関連する大学院研究科の移転計画をまとめた。
 しかし、堺市は「市の中核的な教育機関の縮小は認められない」と反発した。府は1学部丸ごとの移転をあきらめ、大学院に絞った計画に変更。最終的には、同学部の獣医学科(6年制のうちの2回生以上)と、大学院の獣医学専攻に縮小させた。
 りんくうタウンキャンパスは、JR・南海りんくうタウン駅から約400メートル。約1万2千平方メートルの敷地に5階建ての学舎が建ち、学生と院生を合わせて約270人が学ぶ。
 棟内には教室、実験室、動物病院(臨床センター)、動物飼育室のほか、約300人収容の多目的ホールも入る。ホールは国際学会の場として活用したいという。
 府は土地を無償提供するほか、約50億円の建設費、設備や備品の費用も負担するという。


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by nakano-shima | 2007-12-10 01:21 | ニュース
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