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第二京阪道路は未完成?
第二京阪道路が今月20日に全線開通しました。
門真と京都を結ぶ国道1号のバイパスで、自動車専用道路と一般道路の部分で構成されています。

第二京阪道路(西日本高速道路)
第二京阪道路(緑立つ道)(国土交通省 浪速国道事務所)

赤いラインが第二京阪道路、波線部が今回開通した部分です。
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(国交省資料より)

断面のイメージ図はこんな感じで、専用部(自動車専用道路)が高架や掘割になっており、
自動車用幹線道路の一般部、緑地帯、地域用車道の副道、自転車歩行者道が整備されました。
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(国交省資料より)

今まで大阪と京都を結ぶ主要道路は、一般道の国道1号(大阪~京都)と国道171号、そして名神高速のみ。しかも、R171は北摂と京都を結ぶ路線。
どの道も慢性的な渋滞で、「京阪間にろくな道無し」という状況でしたが、
今回の第二京阪道路の開通により、高速道路、一般道路ともに、
京阪間の道路が大幅に改善されました。

国道1号の京阪間は、「京阪国道」と呼ばれていて、
現在の京阪国道は元々、旧京阪国道(現在の府道13号京都守口線)のバイパスです。
つまり、第二京阪道路は、バイパスのバイパスというわけです。

さて、第二京阪の京都側は、阪神高速8号京都線に接続し、油小路通・堀川通に直結。
これで、京都市中心部へスムーズに繋がります。

大阪側は、門真市内(門真ジャンクション)で大阪中央環状線(中環)にぶちあたり、
高速道路は近畿道と接続。一般道路は花博通に直通、中環に接続です。

大阪都心部との連絡は、
・高速道路の場合:近畿道南下→東大阪ジャンクションで阪神高速13号東大阪線
・一般道路の場合:花博通→内環→鶴見通→国道1号 など
と、どちらもダイレクトには行けません。

大阪都心と門真ジャンクションを結ぶ道路整備は、一般道路・高速道路ともに、
まだ完成していないどころか、未着工のところも多いのです。

では、将来的にはどうつながるのか。

○一般道路について
~都市計画道路網がすでに決定~

梅田新道(国道1号と2号の結節点)へは、
 ・都島茨田線(広路 8)の全線:中環~内環~野江内代
 ・桜島守口線(I.1.1 )の一部:野江内代~東野田・桜宮橋(銀橋)~梅田新道
というルートが計画されています。
都島茨田線は幅員50m、桜島守口線は幅員40mで、
後者の東野田~梅田新道は国道1号(曽根崎通)に指定されています。
※「茨田」は「まった」と読みます。

では、地図でなぞっていきます。

都島茨田線の中環~内環は、すでに道路はできていて、「花博通」と呼ばれています。
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しかし、都島茨田線の内環から西側、野江内代(野江4丁目交差点)まで、
桜島守口線も野江内代から都島区役所周辺までは、未完成(未着工?)です。
都島区役所から梅田新道までは完成していて、桜宮橋(銀橋)は
新桜宮橋(新銀橋)が平成18年に開通、6車線と広い歩道(8.25m×2)を確保しています。
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上記のルートが将来的に「天下の国道1号」に指定される可能性が高いです。
なお、上の2つの地図内には他にも多数の都市計画道路がありますが、割愛しています。

早期着工・完成が望まれます。


○高速道路について
~淀川左岸線延伸部の早期決定が必要~

高速道路網は広域的に考える必要があるものの、第二京阪と関わりが大きいのは、淀川左岸線でしょう。
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(国交省資料より)

淀川左岸線は、湾岸線から新御堂筋までが工事中で、その先の延伸部は、未だに決定していません。
早期に決定、着工することが望まれます。
そもそも、淀川左岸線は、大阪都市再生環状道路のために、可及的速やかに完成する必要があります。
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道路は広域的に考える必要があります。
不必要な交通の流入を防ぐためにも、適切に分散させることが望ましい。
都市環境の改善のためにも、道路整備はまだまだ必要なのです。

今回、第二京阪道路が全通しましたが、この道路の力を最大限に発揮するためには、
単体で完成しただけではダメなのです。

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by nakano-shima | 2010-03-19 06:47 | ☆大阪百科☆