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【ガセ?】都知事会見の「大阪へ本社移転」とは?
2月24日の東京都知事石原知事記者会見で、なぞのフリーランス記者が石原都知事に

「昨日の発表で、三菱商事、三井物産、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、その他、パナソニックなどが大阪へ本社を移転すると発表しましたが・・・」

と質問しています。

動画はここから見られます。2/24の会見の16分ごろから (テキスト化され次第、正確に引用します)。
知事の部屋/石原知事記者会見(平成24年分)|東京都
(そのうちYouTubeでも公開されるでしょう TOKYO MX 石原都知事定例会見

この記者、最初に名乗っていますが、「xxxx(自由報道協会?) フリーランスのタカハシ(?)です」とぼそぼそ言っていて、よく聞き取れません。
しゃべりもどもってるし、この他の質問が、「東京マラソンでAEDがあるのをもっとPRすべき」となんか変・・・

この眉唾ななぞのフリーランス記者の発言に対して、石原知事は、
「こまったもんだね。本社はたくさん東京にあったほうがいいけど、しかしやっぱりね、そういう形で集中集積ししすぎるのは好ましくないしね」
「大阪が大大阪として復活・・・」
と、発言の信ぴょう性を疑わずに返答しています・・・


インターネット上には、こんな書き込みが。

14 : 名刺は切らしておりまして : 2012/02/24(金) 09:36:47.76 ID:1rASM8ks [1/3回発言]
455:地震雷火事名無し(dion軍)2012/02/23(木) 23:43:36.61 ID:HBwOp16m0 (1)
【日経】大手商社、メガバンクが本社機能を東京から大阪に移転へ

日本経済新聞の取材によると、三菱商事、三井物産などの大手商社、
三菱UFJ銀行、三井住友銀行などのメガバンクが
2013年度から順次、東京の本社機能を大阪に移すことが明らかになった。(略)

15 : 名刺は切らしておりまして : 2012/02/24(金) 09:39:47.90 ID:1rASM8ks [2/3回発言]
>>11
日本を代表する企業の本社機能移転は、他の大企業にも大きな影響を与えるものと思われ、
東京に本社を置く電機・鉄鋼などの大手メーカーの中にも、
既に東京からの本社機能移転を検討していることが取材で明らかになっている。
今回の動きで、一気に大企業の本社機能移転が進む可能性がある。

17 : 名刺は切らしておりまして : 2012/02/24(金) 09:43:19.30 ID:1rASM8ks [3/3回発言]
>>11
(略)
東京には、先日発表された文部科学省試算による震度7の東京湾北部地震のおそれ、
各地に高濃度の放射能汚染地域があり、
将来のリスクが大きいとして、本社機能の移転を決断した。
 http://logsoku.com/thread/anago.2ch.net/bizplus/1330041788/

1. hogehoge
2012年02月25日 17:32
日経の取材によると在京企業の多くが今後4年以内の首都直下地震や政府の東京都下放射能汚染隠しなど
政府の対応に不信感を持っており、東電の電気料金値上げも相まって大阪への本社移転を内部で進めている。
東京に利権をもつ東京在住者の反発を逃れるため、直前に公表する段取りという。
大阪はインフラや都市機能がすでに整っており、投資が発生しない。フォッサマグナ以西で東京とは別地盤であり
同時の地震はありえない。周囲を山に囲まれ、津波の被害も台風、豪雨等のリスクも少ない。
また、副首都とする政府方針も極秘に進められていることが背中を押したと見られる。

2. hogehoge
2012年02月25日 17:46
5
この記事は東京宣伝新聞である日経にショックで、記事にはしていない
http://hogehogesokuhou.ldblog.jp/archives/51868121.html コメント欄


以上、フリーランス記者と同一人物が書き込んだのでしょうか。

何者の仕業でしょうか。目的は何なのでしょうか。

なぞです。


http://read2ch.com/r/poverty/1330184172/
# by nakano-shima | 2012-02-26 00:45
茶屋町地区地区計画
永らく噂されているヤンマー本社の建て替えが実現するのでしょうか。

大阪市より「茶屋町地区地区計画」の都市計画原案縦覧が行われています(平成23年4月28日(木)~5月19日(木))。
大阪市市政 都市計画案(原案)の縦覧

場所は、茶屋町の南端、現在ヤンマー本社・阪急イングス・梅田東小学校跡地などである部分。
茶屋町地区地区計画_c0041027_2275944.jpg

面積は約2.2ha(うち再開発等促進区 約2.2ha)です。地区幹線道路 (幅員12m 延長 約150m)が整備され、
基本方針では
1)A地区では、低・未利用地の有効活用を図るとともに、都市機能の更新・拡充を推進し、業務、商業、文化、宿泊、居住機能等の導入を図る。
2)B地区では、低・未利用地の有効活用や敷地の共同化を促進するとともに、都市機能の更新・拡充を推進し、業務、商業、文化、宿泊、アミューズメント、地域コミュニティ、居住機能等の導入を図る。
とされています。


【その他関連の情報】

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日本経済新聞:梅田駅東再開発、公共投資ゼロで大型投資誘導 大阪市が発表(2011/4/28 0:28)

 大阪市は27日、阪急梅田駅に隣接する東側2.2ヘクタールを再開発する都市計画案を正式発表した。地区内の東西道路幅を12メートルに広げ、容積率を最大800%に緩和。空き地が多く、10階建て程度のビルしか建っていない地区を高層化へ誘導する。市は小学校跡地の一部を道路用地などに無償提供、新たな公共投資をせずに大型投資を呼び込む新戦略の第1弾となる。
 第1期再開発となる東西道路南側1.6ヘクタールの容積率は650~800%になり、延べ床面積11万平方メートルを超すビル建設が可能になる。大阪市の役割は都市計画審議会を開き、規制を緩和するのに加え、東西道路拡幅や広場の整備だが、市は用地の無償提供だけで、工事費は負担しない。
 大阪市は1976年から阿倍野区で土地を全面買収する大型開発を実施したが、2000億円の赤字を見込む。大型投資への反省から「新規公共投資ゼロ」を市街地整備の柱にする考えだ。
 東西道路の南北に分かれている梅田東小学校跡地(7900平方メートル)は道路用地などに無償提供する部分以外は売却する。まず道路南側の跡地を今年度中に売る。
 都市計画案でマンション建設も3階以上は認めるが、1、2階は商業、業務などにぎわい施設にするのを条件とする。
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大阪市公報 第5522号 平成23年4月8日発行
告示 「大阪市茶屋町地区土地区画整理事業の施行の認可」(365頁)

大阪市告示第365号の5
土地区画整理法(昭和29年法律第119号)第4条第1項の規定により大阪市茶屋町地区土地区画整理事業の施行を認可したので、同法第9条第3項及び土地区画整理法施行規則(昭和30年建設省令第5号)第3条第1項の規定により次のとおり公告する。
平成23年3月31日
大阪市長 平 松 邦 夫
1 施行者の名称 財団法人 大阪市都市建設技術協会
2 事業施行期間 平成23年3月31日から平成27年3月31日まで
3 施行地区 大阪市北区茶屋町の一部
4 土地区画整理事業の名称 大阪市茶屋町地区土地区画整理事業
5 事務所の所在地 大阪市浪速区湊町1丁目3番1号
6 施行認可の年月日 平成23年3月31日
7 施行者の住所 大阪市浪速区湊町1丁目3番1号
8 事業年度 毎年4月1日から翌年3月31日まで
9 公告の方法 事務所の掲示場に掲示する
(都市整備局企画部住宅政策課)
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大阪 at Night ブログ:ヤンマー本社ビル建て替えと梅田東西道路計画

Re-urbanization ~大阪再都市化~:茶屋町のヤンマー本社ビルの建替えを検討 ! 大阪市茶屋町地区土地区画整理事業が始動


以上

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# by nakano-shima | 2011-04-28 22:24 | ニュース
大阪本 その1
最近、大阪に関する良い本が、ちょくちょく出てきているのではないでしょうか。
おすすめの本を紹介していく記事をこれから少しずつ書いていこうかと思います。

第一回目の今回は、万人に対して、「とにかくこれだけは読むべし!」という本を紹介します。

・写真や図がカラーで綺麗で、見ているだけで楽しい。
・大阪に興味がない人にでも、これをプレゼントすれば、興味を持ってもらえるかも(大阪土産としておすすめ)。
といったような本です。


大阪本 その1_c0041027_23484248.jpg
大阪今昔散歩 (中経の文庫)

著者: 原島 広至
価格: ¥690
発売日: 2010/9/25
サイズ・ページ数: 文庫(150x108mm)、224ページ(10mm)
ISBN-13: 978-4806138273

大阪の各エリアの歴史と特徴を、写真と地図を交えて説明してあります。

ほぼ全ページがカラー図版で、眺めるだけで面白いです。
昔の写真・絵はがきと、現在の写真との比較、簡潔な説明が、かなり取っつきやすいでしょう。
地図も大阪全体のものから、特定のエリアの詳細な地図、そして古地図もしっかり掲載されており、圧巻です。
文庫本サイズなので、持ち運びも楽です。価格も安い。

これを本屋で見つけたとき、「今まで積み上げてきた自身の大阪に関する知識、ほぼ全部、この本に入ってるかも・・・」と、少しショックでした。


大阪本 その1_c0041027_092723.jpg
大大阪モダン建築

監修: 橋爪 紳也
価格: ¥1,680
発売日: 2007/10/20
サイズ・ページ数:単行本(178x128mm)、176ページ(15mm)
ISBN-13: 978-4861521287

大阪といえば川と近代建築。

中之島、大阪城、船場、西船場、心斎橋・難波・天王寺、天保山の各エリアに残る近代建築の解説が写真とわかりやすい説明によって紹介されています。

持ち運びやすいサイズなので、街歩きで持ち運ぶのも容易ですし、質感・デザインも良いので、大阪土産としても最適です。

発行されてから3年、これ以上の本はまだ出ていません。



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# by nakano-shima | 2010-12-25 00:24 | ☆大阪百科☆
国際コンテナ戦略港湾
国土交通省は、「国際コンテナ戦略港湾」に、阪神港と京浜港を選定しました。
予算の重点配分により、この2港を2020年を目処に、国際コンテナハブ港にする計画です。

国土交通省 報道発表資料:「国際コンテナ戦略港湾検討委員会」の概要について
国土交通省 報道発表資料:国際コンテナ戦略港湾の選定結果について

応募した4港は、1000点満点で評価され、阪神港769点、京浜港729点、伊勢湾553点、北部九州港湾277点でした。

阪神港は、目標、広域的な集荷、戦略的な経営の点で評価が高く、世界と国益を見据えたビジョンの必要性が再確認されました。

阪神港の計画書の1ページ。
国際コンテナ戦略港湾_c0041027_1275023.gif


日本の地方港湾、地方空港の整備は、周辺国の港湾と空港のハブ化に”寄与”しました。
日本の地方港湾・空港から、釜山港や仁川空港に貨物・旅客が集まり、そして世界へとの流れ。
こうして、日本の世界的地位は低下し、産業衰退・国力低下につながり、国民の生活は苦しくなるわけです。

東洋一のコンテナ港であったはずの神戸港の衰退も、震災からの復興と新時代への対応のための重点的な投資を怠ったことに原因があります。神戸市は、空港と作るのではなく、港湾に力を注ぐべきであるわけです。

空港も同じで、国内線の関空集約により、国際線需要も高まり、国際路線が増え、更に便利になる。
この役割を日本の税金を使って、韓国に与えたのが、日本の空港整備政策でした。
国際空港たるもの、駅のように街の中心部にあるのに価値があるのではなく、より多くの世界中の都市とつながっていることに価値があるのです。

もちろん、大阪空港(伊丹)や神戸空港が不要というわけでありません。国内線の需要は高い。
ただ、国内線の需要というのは、”国際空港”に行くためのものも多いということを忘れてはいけません。
つまり、国内線が大阪空港に集約すると、利用者も、国家戦略としても、不利益が甚大なわけです。
適切な路線と本数の配置と、利用者の使い分けが必要、それを実現するための方策や整備が必要なわけです。

このような「モノの役割を適切に判断」や「適材適所」という考え方が、政府や国民に欠けているのではないでしょうか。

でなければ、不毛な政策や議論がいつまでも続くはずはないのです。
日本がここまで危機的状況に向かうこともないわけです。
# by nakano-shima | 2010-08-07 12:30 | ニュース
大阪の明治大正建築
『明治大正建築写真聚覧』 建築学会、昭和11年(1936年)出版

明治元年(1868年)から大正15年(1926年)までに竣工した250作品の写真集。
日本建築学会デジタルアーカイブスで見ることができるます。リンク

このうち大阪の建築を抜き出して紹介します。

◆002 造幣寮(後、造幣局) @川崎、設計:ウォートルス、明治4年竣工、昭和2年4月取り壊し(旧造幣寮鋳造所正面玄関として保存)
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◇003 泉布観 @川崎、設計:ウォートルス、明治4年竣工
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◆023 大阪府庁(後、大阪府立工業奨励館) @江之子島、明治7年竣工、空襲で焼失
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◆084 第一国立銀行大阪支店 @高麗橋、設計:辰野金吾/清水釘吉、明治24年竣工、現存せず
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◆090 大阪郵便電信局(大阪中央郵便局) @中之島、設計:佐立七次郎/中島泉次郎、明治25年竣工、現存せず
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◆121 大阪停車場 @梅田、設計:吉井茂則、明治32年竣工、昭和10年取り壊し
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◆122 大阪控訴院 @北区若松町、設計:河合浩蔵、明治33年竣工、明治42年7月31日焼失
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◆125 日本生命保険会社 @今橋、設計:関野貞、明治34年竣工、現存せず
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◇128 日本銀行大阪支店 @中之島、設計:辰野金吾/葛西萬司/長野宇平治、明治36年竣工
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◇130 大阪図書館 @中之島、設計:野口孫市/日高胖、明治37年竣工
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◆135 北浜銀行本店 @北浜、設計:鈴木禎次、明治37年竣工、現存せず
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◆136 大阪商船会社 @富島、設計:河合浩蔵、明治38年竣工、現存せず
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◆137 大阪瓦斯会社 @中之島、設計:田辺淳吉、明治38年竣工、現存せず
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◆184 大阪控訴院 @北区若松町、設計:山下啓次郎、大正5年竣工、現存せず
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◆186 大阪朝日新聞社 @中之島、設計:竹中工務店、大正5年竣工、現存せず
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◆190 三越呉服店大阪支店 @高麗橋、設計:横河工務所、大正6年竣工、現存せず
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◇194 大阪市公会堂(中之島公会堂、大阪市中央公会堂) @中之島、設計:辰野金吾/片岡安、大正7年竣工
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◆203 大阪市庁舎 @中之島、設計:片岡安/牛村喜勇/今村彦太郎、大正10年竣工、昭和57年取り壊し
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◆215 大阪毎日新聞社 @堂島、設計:片岡建築事務所、大正11年竣工、現存せず
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◇229 堂島ビルヂング @堂島、設計:竹中工務店、大正12年竣工、ただし改装されて面影なし
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◆232 大阪野村銀行 @備後町、設計:片岡安、大正13年竣工、現存せず
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◇233 大阪倶楽部 @今橋、設計:安井武雄、大正13年竣工
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◆239 大同生命ビルヂング @土佐堀、設計:ヴォーリス、大正14年竣工、現存せず
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◆248 大軌ビルヂング @上本町、設計:大阪電気軌道会社/大林組、大正15年竣工、現存せず
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◇250 大阪府庁 @大手前、設計:大阪府営繕課、大正15年竣工
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# by nakano-shima | 2010-07-10 23:21 | ☆大阪百科☆