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府大大学院移転決定
大阪府立大学が大学院をりんくうタウンに移転するということに、「堺市が金払うから移転せんといてや」って言っていた問題です。

 日経ネット関西版:府立大大学院移転、計画変更なし─太田知事、堺市の残留提案退ける(12月27日)

府大側は移転することに決めたようです。

 日経ネット関西版:大阪府大、大学院りんくう移転構想を決定 【2006年1月11日】
 大阪府立大学(堺市など)の南努学長らは10日、生命環境科学部大学院のりんくうタウン(泉佐野市など)移転後の整備構想を決めた。堺市は移転せずに建て替えて整備するよう府に提案し、80億円を負担する考えを表明していたが、南学長は「大学の発展のため移転を府にお願いしたい」と述べた。
 大学院は約2万7000平方メートルの敷地に大学院本棟、獣医臨床センター、動物飼育棟などを建設する。府議会が認めれば府に事業費約135億円を負担してもらい、2006年度に設計を始め、09年4月開設をめざす。
 近畿で唯一の獣医学専攻を持つ府大の研究を生かし、動植物バイオの研究を進める。動物バイオ研究室や食の安全研究室など特別研究室を設ける。たんぱく質の機能を解析するプロテオミクス研究システムなど国内に数少ない設備を導入する。
 南学長は「バイオ研究の速度が上がっている。堺市の中百舌鳥キャンパスでの施設建て替えでは時間がかかる」と理解を求めた。空港に隣接するため海外の研究者と交流しやすく、空港検疫機関などとの共同研究をしやすい利点も挙げた。

府大といえばこんな話題も

 日本経済新聞:大阪府と東北大、大阪に金属材料の共同研究開発拠点を設立(12/27)
 大阪府と東北大学は来年度、金属材料の共同研究開発拠点を大阪府内に設立する。金属材料研究で世界トップレベルの東北大学金属材料研究所と、金属材料分野で全国有数の産業集積がある大阪東部の中小企業の産学連携を進め、ナノテクノロジー(超微細技術)などを利用した新たな産業基盤材料の開発を目指す。
 「東北大学金属材料研究所付属研究施設大阪センター」(仮称)として国の来年度予算に事業費が盛り込まれた。計画では研究施設は大阪府立大学内に開設し、産学連携の窓口としてモノづくり支援施設「クリエイション・コア東大阪」(東大阪市)に専門スタッフを置く。東北大と府立大の研究者を合わせて約20人になる見通し。
 東大阪市など大阪東部には、材料加工や部品製造など約5400社が集積しており、中小企業のニーズに基づく具体的な共同研究を進める。研究分野は今後詰めるが、府立大や府立産業技術総合研究所とも連携しながら、蓄積した研究成果の実用化を加速させる。

by nakano-shima | 2006-01-11 22:52 | ニュース
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