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府が誤解解消のためにフリーペーパー
以前はコテコテのCMとか作ったりしてたしわ寄せが来ていますね。マスコミにはやられたい放題だし、大阪を知らない大阪人が、大阪のことを無茶苦茶言ってるし。

府が打ち出しているのは「大阪はアジアの中心」という作戦。これは、東・東南アジアの中で中心て意味でしょうか?それではダメ。
「世界からみたアジアの中心」って地位が必要です。欧米人に「アジアの代表都市は?」と聞いて「シンガポール」「東京」「香港」そして、この中に「大阪」が上げられるようにならなければなりません。

そして、何の面で中心でしょうか?文化の中心とか、そんな曖昧なものでは、よけいに悪影響。
関空の「アジアの交通の中心」。貿易や証券取引における「アジアの経済・情報発信の中心」。こうじゃなきゃダメです。
でも、交通も経済も無理。ハブ空港は成田も仁川もその他東南アジアにもあるし、経済はシンガポールと香港と東京でしょう。

今確実なのは「中国の富裕層の日本旅行といえば大阪」のために努力すること。「現代的で先進的で日本的な都市、大阪」
最近、大阪は中国でのアピールを結構がんばっているようです。旅客機も関空は中国便でがんばってるし。
このフリーペーパーが良い結果を出してくれることを期待しています。

読売新聞:大阪府、誤解解消へフリーペーパー創刊へ 
◆大阪「醜い街」「ヤクザの街」ちゃうで、東アジアに観光地など紹介
 大阪について、海外のガイドブックなどが「醜い街」「ヤクザの街」などと誤解や偏った記述をしていることから、大阪府は、正しい大阪の姿を伝えるフリーペーパーを東アジアの都市を中心に発行することを決めた。自治体としては初めての取り組みで、9月創刊を目指す。
 府によると、フリーペーパーでは観光地、文楽などの伝統芸能のほか、中小企業の先端技術、大阪ずしや最新のレストランなどの食文化も紹介する。上海や北京、ソウルなど都市部の若者がターゲットで、英語版、中国語版各5万部、韓国語版2万5000部を隔月発行。現地の大学や旅行会社などで配布する。
 府は従来、関西国際空港や国内の観光地でパンフレットを配布するなどしていた。しかし、昨夏、府などでつくる「大阪ブランドコミッティ」が、海外の観光ガイドブックなどを調べたところ、誤解や偏った記述が横行していることがわかり、対策を検討していた。
 府の担当者は「昨夏の調査結果には愕然とした。本来の大阪の姿を知ってもらい、誤ったマイナスイメージを払拭したい」と話している。
ヤクザの活動は東京のほうが激しいですから。

 お願いします。


→続報:市と府のイメージ戦略-マナカナにフリーペーパー(2006-11-17)
by nakano-shima | 2006-06-14 20:24 | ニュース
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