人気ブログランキング | 話題のタグを見る
世界無形遺産・文楽
大阪名物の文楽は、ユネスコに世界無形遺産に登録されているってご存じでしたか?

千日前に国立文楽劇場があるので、ぜひ見に行ってみてください。

財団法人文楽協会   wikipedia 文楽


大阪日日新聞:大学発、文楽の魅力 大阪市立大の講座好評
世界無形遺産にも登録されている文楽を、舞台の第一線で活躍する専門家と研究分野の代表者が共同で読み解き、その成果を市民らに開放する大学講座が今年で3年目を迎え、好評を博している。受講者には熱心なリピーターも見られ、今月末には講座の成果を凝縮した本を出版予定。“人類共通の宝”文楽の魅力を余すところなく発信している。
 講座は大阪市立大文学部の特別授業「上方文化講座」として三年前から始まった。大阪の地で歴史的にはぐくまれた文化、特に伝統芸能に光を当て、学問的体系の中で学ぼうという試み。技芸員が実演を交えて講義するほか、大学教員が文学、歴史、演劇などそれぞれの分野から文楽を解き明かす。
 講座開設から市民の関心は高く、受講者は大阪をはじめ東京や徳島からも参加。講座には希望する人すべてを受け入れず、動機を審査して自発的な学びの姿勢を尊重するのが特徴だ。
 これまで扱ってきた内容は江戸中期の浄瑠璃・歌舞伎脚本作者、近松門左衛門の作品。世話物の名作「曽根崎心中」や時代物の傑作「国性爺合戦」といった代表作を題材にしてきた。各専門分野の垣根を取り払った結果、既存の研究を上回る成果が得られたという。三十日から開かれる本年度の講座では世話物「冥途の飛脚」を取り上げる。
 また、今回の開講に合わせ、初年度の研究成果を集めた「上方文化講座 曽根崎心中」(和泉書院)を出版する。作品全文の原文、現代語訳、新注をメーンに、人間国宝の竹本住大夫氏が文楽について語るほか、物語の場面ごとに国文学から心理学までそれぞれの専門家が多角的に分析を加える。
 開講に尽力してきた阪口弘之・同大名誉教授(日本近世演劇)は「新しい大学講座の在り方を示せたのでは」と質の高さに自信を見せ、「文楽の魅力を大阪から世界に発信していきたい」と話している。
 お願いします。
by nakano-shima | 2006-08-22 00:06
<< 心斎橋、bk跡にヴィトンとD&G ソニータワーの跡地 >>