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通天閣、有形文化財へ
ついに通天閣が、国の登録有形文化財になることが決まったそうです。

読売新聞:「通天閣」が国の文化財に(2006年12月09日)
 新世界の通天閣が8日、国の登録有形文化財になることが決まった。文化審議会(阿刀田高会長)が同日、「大阪のシンボルとして親しまれる展望タワー」として文部科学相に答申した。
 通天閣は高さ103m。東京タワーと同様、早大教授などを務めて「塔博士」と呼ばれた内藤多仲氏(1886~1970)が設計。1956年に2代目が再建され、10月に開業50周年を迎えた。
 今回、登録有形文化財建造物に選ばれたのは23府県の計151件(58か所)。

戦災で焼けて解体された初代の後を受け、地元商店主らの尽力で再建された〈庶民のタワー〉だけに、官から冠を受けることに、関係者の反応も様々だ。
 「大阪人の心意気が国にお墨付きをもらった。誇りにしたらええと思う」と話すのは、上方落語協会会長の桂三枝さん(63)。今年、大阪市北区にオープンした落語の定席「天満天神繁昌亭」も、同じように市民や地元企業の寄付で建てられた。「通天閣に負けんよう、繁昌亭も50年先に認めてもらえるよう頑張りたい」
 昨年1月、府教委が通天閣を所有・運営する「通天閣観光」に文化財登録を打診、「節目の年やから」と、同社が10月に申請していた。
父子2代で通天閣観光の社長を務める西上雅章さん(56)は「先人の苦労を思うと、少しは恩返しができたのでは。これからも100周年を目指して頑張ります」と意気込んだ。

日経:通天閣など151件、有形文化財仲間入り──文化審答申(12月9日)

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by nakano-shima | 2006-12-10 23:18 | ニュース
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