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三越跡地は中世の魚市場跡
北浜の三越跡地に「北浜超高層プロジェクト」として、日本一高い超高層マンションが出来る予定ですが、そこから木簡が見つかり、魚市場だったことがわかったそうです。

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日刊スポーツ:三越跡地から「たい」「たこ」の木簡[2006年12月11日19時35分]
 大阪市中央区の三越大阪店跡地から「たい」「たこ」などと書かれた木簡が大阪市文化財協会の発掘で見つかり、16世紀末~17世紀初めの豊臣期から江戸初期にかけての魚市場跡だったことが11日までに分かった。
 木簡が見つかったのは、当時のごみ穴で、「はまち」「いわし」「かます」「あち百五入」などと書かれた木簡が19点見つかった。
 木簡は片面に品名と数量、もう片面に送り主が書かれており、魚の仲買人らが魚を市場に送る際に付けた荷札に当たり、市場で外されて捨てられたらしい。
 ごみ穴からはマダイ、ハモ、フグのほか、イルカの骨も見つかった。
 現場は江戸時代前半まで、「本靱町」と呼ばれた魚市場で、1622年(元和8年)に、市場は現在の西区靱本町に移されたという。
 同協会の黒田慶一主任学芸員は「10種類以上の魚の名を書いた木簡が見つかっており、水産物の豊富さは大阪らしい。出土した骨のうち、マダイが約3割と多く、高級魚を多く扱っていたのでは」と話している。(共同)
日経:三越大阪店跡地は豊臣期の魚市場跡──「たい」「たこ」の木簡発見(12月12日)
読売新聞:大阪・「三越大阪」跡 安土桃山末~江戸初期 荷札とハモやフグの骨出土キャッシュ

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by nakano-shima | 2006-12-12 23:15 | ニュース
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